美容ライト機器
適合審査制度
examination
私たちは、エステティック業の
健全化に向け、尽力します!!
従来、美容ライト機器適合審査制度は、脱毛トリートメントに特化した安全基準でしたが、近来、これらの機器は、フェイシャルトリートメント・ボディトリートメント機能が付加され、複合機となっています。
そこで、一般社団法人日本エステティック工業会と一般社団法人日本エステティック振興協議会は、脱毛トリートメント以外の機能も新たに安全基準に加えて複合機の適合審査制度といたしました。
美容ライト機器での施術の留意点とは
- Ⅰ
美容ライト機器適合審査制度に合格した機器を使用すること
- Ⅱ
技術者の皆さんが美容ライト脱毛教育制度に参加し、
正しい皮膚理論などの習得とたゆまない技能向上させること - Ⅲ
エステティックに関連する法令を遵守すること
以上、3要素が重要な要件です。
適合審査合格の美容ライト機器の安全性の概要
平成13年11月8日に厚生労働省が各都道府県衛生主管部宛に通知した「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」はご承知のことと思います。
エステティックサロンで行う脱毛トリートメントの最中は、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊しているかどうかは確認できず、トリートメントを受けた後、お客様に皮膚疾患・傷害が生じ、被害届が提出されたときに初めて法律に照らし処分が行われることになります。
確かにこの通知がある以上これを遵守することは大切なことであり、これには前述したように「安全な機器を使用していること」、 「正しい知識で対応すること」、「製造事業者から導入講習を受けたエステティシャンがトリートメントを行うこと」更には「メンテナンスサービスを怠ることなく常に機器が正常に動作できる環境を保持すること」で事故は防げると確信しています。
日本エステティック振興協議会は、お客様への「安全」「安心」の目線に立ち、機器の安全性確保には今までにない厳しい基準を制定し、「性能の試験審査」、「安全機能審査」、「光測定審査」、「電気安全試験審査」、など多くの審査項目を設けて、第三者の公的認定試験機関に安全基準に基づいた適合試験を委ね、その結果をもとに厳正な判定を行い、適合証明します。
適合に合格した機器には、その証として1台ずつに適合証明シールを貼付してサロン様にお届けしています。
このシールが安全・安心な美容ライト機器の証です!!
日本エステティック振興協議会からのお願い
- 1.
適合審査に合格した機器と言っても不用意なご使用は事故につながる恐れがあることを認識してください。
- 2.
日本エステティック振興協議会が行う「美容ライト脱毛安全講習会」「認定美容ライト脱毛技術者講習会」を受講し、正しい脱毛トリートメント方法を習得する他、製造販売・輸入販売会社による美容ライト機器導入講習会の指導のもとに機器の仕様及び性能、並びに使用方法を正しく理解してください。
- 3.
消費者の安全を確保するため、エステティシャンの技能向上のための教育を徹底してください。
サロン経営の皆様へ
- 1.
経営者の皆様ご自身が美容ライト機器の知識を十分持ち、エステティシャンの皆様への教育をより徹底していただくことをお願いいたします。
- 2.
純正の部品以外を使用した場合、適合証明機器は、非該当になりますので、ご注意ください。
この場合、製造物責任保険(PL保険)の適用からも除外されます。 - 3.
セルフ脱毛のために使用しないでください。
製造販売・輸入販売企業の皆様へ
安易な説明だけで美容ライト機器を販売するのではなく、発生するかもしれないリスクを必ず説明することを徹底していただけますようお願いいたします。
美容ライト機器適合審査制度
申請における条件について
美容ライト機器 適合審査制度に申請するためには、下記の対応をお願いいたします。
- 1.
- 2.
日本エステティック工業会内にあります美容ライト委員会への入会をお願いいたします。
美容ライト委員会への入会には、入会金500,000円を請求いたします。
(入会金のみで、年会費はありません。) - 3.
美容ライト委員会および第三者試験機関による美容ライト機器の製造工場の視察審査があります。
工場への視察審査には厳しい基準があり、この審査に合格しない場合、適合審査制度に美容ライト機器を申請することは出来ません。
(工場視察審査は、審査費用を請求いたします。)
上記要件を満たした企業が美容ライト機器適合審査を申請することが出来ます。
美容ライト機器適合審査制度に申請する際は、別途審査費用を請求いたします。